おとなの読書感想文 【シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント】について紹介します。
この記事はwebライターによる読書記録です。
・著者について
・読みやすさ
・感想(内容を一部抜粋)
について執筆していいます。
著書のデータ
著者:エリック・ジョーゲンソン
訳者:桜井祐子
出版社:サンマーク出版
価格:1,870円(税込み)
発売日: 2022.08.30初刷発行
著者について
本書は実業家・投資家ナヴァル・ラヴィカント氏によるツイートをもとに執筆された本です。
著者はエリック・ジョーゲンソン氏ですが、本項目ではナヴァル・ラヴィカント氏についてご紹介します。
ナヴァル・ラヴィカント
インド出身の実業家で幼少期は貧しく、15歳の頃に、違法ケータリング会社トラックの荷台に乗り、インド料理のデリバリーを始めたのが最初のビジネスになります。
青年期は大学に進学、後にエンジェルリストを立ち上げ、CEOに就任。
エンジェルリストとは、個人の資産でスタートアップ企業に投資をするコミュニティのことで、クラウドファンディングのようなもの。
初期のUber、Twitterに投資するなど、多くの有名企業と関わりを持ちます。
読みやすさ
星3(私の独断と偏見です。)
率直に言うと、少し難しいビジネス書といった感想です。
ある程度ビジネス脳を持った上で読むことが前提だと感じました。
哲学的な言い回しが多く、噛み砕いて理解するには少し時間がかかります。
ただ、ビジネスを行う上での考え方やお金に対する考え方、幸せを掴む方法等について学ぶことができ、学べることは数多くあります。
一回で速読するのではなく、じっくりと繰り返し読むことをお勧めします。
ちなみに私は3周ぐらい読んで、ようやく感想文を書けるぐらいの理解を得ました。
途中に難しい箇所があれば、一旦飛ばして読み進めてもいいと思います。
感想
第2部では「幸福」この世界で最高の人生を歩むには
大きく2つの章に分けて執筆されています。
それぞれの一部分を用いて感想を書きます。
第1部 「富」この世界で運に頼らずリッチになるには
・今得意で夢中になれるものが君の特殊知識。
子供の頃に好きで、夢中になっていたものが、その人にとって最も得意なことです。
例えば、子供の頃、夢中になっていた段ボール工作やおままごと、パズル、昆虫採取など何でもいいですか、その分野こそ、あなたでなくてはならない事業かもしれません。
幼少期に記憶を思い出すことで、ビジネスへのヒントが見つかるかもしれません。
・事業を小さくてもいいから所有する。
お金を稼ぐときに、時給脳では大きく稼ぐことはできません。
自分で事業を作り、寝ている間も働いてくれるシステムを構築する必要があります。
例えば、医師や弁護士は時給に換算するとものすごく高いですが、自分が休んでしまえばお金は入ってきません。
人よりも多く稼ぐためには、病院や法律事務所を経営し、スタッフを雇い、自分が長期休暇をとっている間も事業に働いてもらい、お金を生み出してもらう必要があります。
一般人でも同じことが言えます。
例えば、
・株式投資の配当金を得る。
これらは寝ている間も働いてくれるシステムとなります。
第2部 「幸福」この世界で最高の人生を歩むには
・今この瞬間はとてつもなく希少で価値が大きい
未来の事を考えすぎていたり、過去の後悔で頭がいっぱいになっていると、今の事を楽しむ余裕がなくなってしまい、もったいないです。
今の瞬間が最も価値が高い、つまり最優先にすべきだとナヴァル氏は考えています。
・全ては身体の健康あってこそ。
ナヴァル氏は健康こそが最も優先するものだと語っています。
仕事、財産、家族と、全てを合わせたうえで自分の身体が健康でなければ、何もできません。
よく、運動する暇がないという人を見かけますが、それはありえないことです。
最も最優先とすべきは健康そのものなので、どんなに忙しくても健康、具体的には食事習慣と運動の二つを心掛け、健康を保つようにしましょう。
以上です。
少し哲学的な考えが多く、理解するのも難しいですが、自分が成功したいなら、成功者の考えを学ぶことが大切です。
内容を詳しく知りたい方は、ぜひ読んでみてください。
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